中国のワイン用ブドウ畑、全体の10%にとどまる
- 2015/12/29
- 12:03
中国のブドウ栽培畑の面積は86万ヘクタールだが、ワイン用の畑は10%前後にとどまることが、政府の発表でわかった。
デカンター中国版によると、国際ブドウ・ブドウ酒機構(OIV)は2015年4月、2014年の中国のブドウ栽培面積がフランスを追い抜いたと発表した。この際は、中国のブドウ畑は79万9000ヘクタール。フランスは79万2000ヘクタールで、トップのスペインは102万ヘクタールだった。だが、中国酒業協会は中国全体の現在の栽培面積は86万7000ヘクタールで、ワイン用ブドウ畑は10%にすぎず、残りは食用であると強調した。

中国のCITICとのジョイントヴェンチャーで握手するDBRラフィットのクリストフ・サランCEO(右)。HPから
中国の主要ワインブドウ産地は寧夏回族自治区、山東省、河北省で、カベルネ・ソーヴィニヨンがキーになる。政府のレポートは、中国東北区、河北省昌黎県、山東省の山東半島、河北省の滄州、黄土高原、新疆ウイグル自治区、河西走廊、寧夏回族自治区の賀蘭山東部、中国西南部の9地区を主要なワイン産地としている。
これら主要産地のブドウ栽培面積は10万4000ヘクタールだが、ワイン用の畑は約1割の1万6667ヘクタールにとどまり、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、シャルドネが主要品種。年間生産量は10万トン。
デカンター中国版によると、国際ブドウ・ブドウ酒機構(OIV)は2015年4月、2014年の中国のブドウ栽培面積がフランスを追い抜いたと発表した。この際は、中国のブドウ畑は79万9000ヘクタール。フランスは79万2000ヘクタールで、トップのスペインは102万ヘクタールだった。だが、中国酒業協会は中国全体の現在の栽培面積は86万7000ヘクタールで、ワイン用ブドウ畑は10%にすぎず、残りは食用であると強調した。

中国のCITICとのジョイントヴェンチャーで握手するDBRラフィットのクリストフ・サランCEO(右)。HPから
中国の主要ワインブドウ産地は寧夏回族自治区、山東省、河北省で、カベルネ・ソーヴィニヨンがキーになる。政府のレポートは、中国東北区、河北省昌黎県、山東省の山東半島、河北省の滄州、黄土高原、新疆ウイグル自治区、河西走廊、寧夏回族自治区の賀蘭山東部、中国西南部の9地区を主要なワイン産地としている。
これら主要産地のブドウ栽培面積は10万4000ヘクタールだが、ワイン用の畑は約1割の1万6667ヘクタールにとどまり、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、シャルドネが主要品種。年間生産量は10万トン。
- 関連記事
スポンサーサイト