アルタディがリオハDO脱退、大手は反発
- 2016/01/19
- 00:09
スペイン・リオハで最も高価なワインを造るアルタデぃが2015年末に、リオハDOCaを脱退し、リオハ内部で原産地呼称をめぐる議論が起きている。

アルタディはヴィーニャ・エル・ピソンなどの高価な単一畑で知られる生産者。2015年末にDOCaからの脱退を正式に表明した。リオハには500以上の生産者がいるが、サブリジョンはリオハ・アルタ、リオハ・バハ、リオハ・アラベサ地区に分かれている。アラベサに本拠を置くアルタディ当主のホアン・カルロス・ロペス・ド・ラカーレ氏は、アラベサはバスク州であって、リオハでないと主張している。アルタディはアラヴァ・ワイン生産者組合の一員。現地報道によると、アラヴァをベースにするリオハ生産者は300あり、リオハの生産量の3割以上を占める。
これに対して、マルケス・デ・リスカル、ファウスティーノなどの大手生産者は新たなDO創設に反対し、DOの認可団体も好意的に受け止めていない。テロワールにこだわる小規模な生産者と、世界的なブランドのリオハを守ろうとする大手の間で、利害が対立している。リオハの輸出は好調で、2014年の販売量が500万本増えて、2億8100万リットルの新記録を達成した。リオハは大陸性気候、地中海と大西洋の海洋性気候が入り混じり、サブリジョンによって、テロワールが大きく異なる。大手生産者は、各地のワインをブレンドして、ブランド名で売る戦略をとってきたが、近年はアルタディのように、単一畑を表現し、高く評価を受ける生産者も出てきた。

アルタディはヴィーニャ・エル・ピソンなどの高価な単一畑で知られる生産者。2015年末にDOCaからの脱退を正式に表明した。リオハには500以上の生産者がいるが、サブリジョンはリオハ・アルタ、リオハ・バハ、リオハ・アラベサ地区に分かれている。アラベサに本拠を置くアルタディ当主のホアン・カルロス・ロペス・ド・ラカーレ氏は、アラベサはバスク州であって、リオハでないと主張している。アルタディはアラヴァ・ワイン生産者組合の一員。現地報道によると、アラヴァをベースにするリオハ生産者は300あり、リオハの生産量の3割以上を占める。
これに対して、マルケス・デ・リスカル、ファウスティーノなどの大手生産者は新たなDO創設に反対し、DOの認可団体も好意的に受け止めていない。テロワールにこだわる小規模な生産者と、世界的なブランドのリオハを守ろうとする大手の間で、利害が対立している。リオハの輸出は好調で、2014年の販売量が500万本増えて、2億8100万リットルの新記録を達成した。リオハは大陸性気候、地中海と大西洋の海洋性気候が入り混じり、サブリジョンによって、テロワールが大きく異なる。大手生産者は、各地のワインをブレンドして、ブランド名で売る戦略をとってきたが、近年はアルタディのように、単一畑を表現し、高く評価を受ける生産者も出てきた。
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