ラマルシュが元ラ・ターシュの区画から造る、「ラ・グランド・リュ キュヴェ1959」2014から発売
- 2016/02/14
- 23:29
ブルゴーニュのドメーヌ・フランソワ・ラマルシュが、モノポールのラ・グランド・リュから特別なキュヴェ「ラ・グランド・リュ キュヴェ1959」を2014年ヴィンテージから発売する。

1991年ヴィンテージからグランクリュに昇格したラ・グランド・リュは1.65ヘクタール。ヴォーヌ・ロマネ村最高の畑であるラ・ロマネ、ロマネ・コンティ、ロマネ・サン・ヴィヴァンと北で接し、南はDRCのモノポールであるラ・ターシュと接している細長い畑。1.42ヘクタールのグランド・リュと、斜面下部の0.23ヘクタールのゴーディショからなる。ドメーヌは1959年、所有するゴーディショの区画とDRCのゴーディショの区画を交換した。その結果、現在の畑の1.65ヘクタールの形となった。
新しいキュヴェは、元はラ・ターシュにブレンドされていた、その交換した2畝の区画から造られる。植えられたのは1933年以前。これまでは、ラ・グランド・リュにブレンドされていたが、醸造担当のニコル・ラマルシュが2014年ヴィンテージに初めて別に仕込み、独立したキュヴェ2樽が生まれた。1月に香港で行われたアッカー・メラル&コンディットのオークション関連イベントで、グランド・リュの垂直試飲が行われた際に初めて披露された。
ラ・グランド・リュは、フランソワ・ラマルシュが当主だった1992年、グランクリュに昇格した。フランソワの父アンリが父からドメーヌを継承した1933年、ドメーヌのものになったが、税金の問題もあり、AOCの格付け時はプルミエクリュだった。フランソワは1985年に父アンリからドメーヌを引き継いで、昇格に成功し、2000年に醸造所を新設した。フランソワが2013年に事故死した後は、2003年に参画した醸造担当の娘ニコルが改革に努め、品質を向上させている。

1991年ヴィンテージからグランクリュに昇格したラ・グランド・リュは1.65ヘクタール。ヴォーヌ・ロマネ村最高の畑であるラ・ロマネ、ロマネ・コンティ、ロマネ・サン・ヴィヴァンと北で接し、南はDRCのモノポールであるラ・ターシュと接している細長い畑。1.42ヘクタールのグランド・リュと、斜面下部の0.23ヘクタールのゴーディショからなる。ドメーヌは1959年、所有するゴーディショの区画とDRCのゴーディショの区画を交換した。その結果、現在の畑の1.65ヘクタールの形となった。
新しいキュヴェは、元はラ・ターシュにブレンドされていた、その交換した2畝の区画から造られる。植えられたのは1933年以前。これまでは、ラ・グランド・リュにブレンドされていたが、醸造担当のニコル・ラマルシュが2014年ヴィンテージに初めて別に仕込み、独立したキュヴェ2樽が生まれた。1月に香港で行われたアッカー・メラル&コンディットのオークション関連イベントで、グランド・リュの垂直試飲が行われた際に初めて披露された。
ラ・グランド・リュは、フランソワ・ラマルシュが当主だった1992年、グランクリュに昇格した。フランソワの父アンリが父からドメーヌを継承した1933年、ドメーヌのものになったが、税金の問題もあり、AOCの格付け時はプルミエクリュだった。フランソワは1985年に父アンリからドメーヌを引き継いで、昇格に成功し、2000年に醸造所を新設した。フランソワが2013年に事故死した後は、2003年に参画した醸造担当の娘ニコルが改革に努め、品質を向上させている。
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