ロンドンでパリスの審判40周年イベント、スタッグス・リープが再びトップ

　カリフォルニア勢がフランスワインを打ち負かした1976年のパリの試飲会から40周年の5月24日、ロンドンのプライベートクラブ「67 Pall Mall」に愛好家が集まって、同じ生産者の最近のヴィンテージをブラインド試飲した結果、赤ワインはオリジナルと同じスタッグス・リープ・ワイン・セラーズのSLV2005、白はシャローン・ヴィンヤードのシャルドネ2011が勝利を収めた。


　ワイン・サーチャーによると、ワイン商がよく通うこのクラブで1100ドルのディナーが開かれ、大勢の愛好家がオリジナルと同じ生産者の2001から2010ヴィンテージを試飲し、1位から10位までの順位をつけて投票した。テイスターには、ワインコンサルタントのリチャード・バンプフィールドMWも含まれる。
　白のブルゴーニュはルーロのムルソー・シャルム2006が4位に入ったものの、ジョゼフ・ドルーアンのボーヌ・クロ・デ・ムーシュ2002は6位、ラモネのバタール・モンラッシェ2000は10位だった。8位のルフレーヴのピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル2002は酸化していた。赤はシャトー・ムートン・ロートシルト2001が6位、レオヴィル・ラス・カーズが9位に終わった。
　白赤のトップ5は以下の通り

白
1）シャローン・ヴィンヤード　シャルドネ　モントレー　2011
2）デヴィッド・ブルース　ロス・ガトス・シャルドネ　サンタ・クルーズ・マウンテン　2010
3）シャトー・モンテレーナ　シャルドネ　ナパヴァレー　2002
4）ドメーヌ・ルーロ　ムルソー・シャルム　2006
5）フリーマーク・アビー　シャルドネ　ナパヴァレー　2012

赤
1）スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ　SLV　2005
2）シャトー・オー・ブリオン　2001
3）リッジ・ヴィンヤード　モンテ・ベロ　2005
4）フリーマーク・アビー　ボッシェ・ヴィンヤード　2001
5）シャトー・モンローズ　2001