シャトー・サン・ミシェル・ワイン、MW協会のサポーターに

　米ワシントン州を代表するシャトー・サン・ミシェル・ワイン・エステートが、マスター・オブ・ワイン協会の主要サポーターとなった。


　シャトー・サン・ミシェルはワシントン州で最古のワイナリー。シャルドネ、カベルネ、メルロ、リースリングなどを生産し、トスカーナのアンティノリと組んだコル・ソラーレ、モーゼルのエルンスト・ローゼンと組んだエロイカ・リースリングでも知られる。ナパヴァレーのスタッグス・リープ・ワイン・セラーズをアンティノリと共同所有し、ソノマのパッツ＆ホールも所有する。
　ワイン界最高峰資格のマスター・オブ・ワイン（MW）は25か国に341人がいる。ワシントン州にはワインメーカーのロバート・ベッツとワイン教育家ジョエル・バトラーの2人のMWがいるが、いずれもシャトー・サン・ミシェルで働いていた経験がある。


　ベッツはサン・ミッシェルで働いていた1998年にMWを取得した。米国には38人のMWがいる。
　グレート・ノースウェスト・ワインの取材に対して、ベッツは「完ぺきな結婚だ。公式なスポンサーになったことで、協会の教育カリキュラムに新たな機会を創出できる」とコメントした。米国には、コンステレーション・ブランズとジャクソン・ファミリー・ワインが主要なサポーターを務めている。