ワイン・インスティテュート、英国支部を突然閉鎖
- 2016/08/19
- 01:06
カリフォルニアワインの生産者団体 「ワイン・インスティテュート・オブ・カリフォルニア」が、英国での好調な売れ行きにもかかわらず、ロンドンにある英国支部の事務所を閉鎖することが、英国で発表された。

ワイン・インスティテュートは、カリフォルニアのワイナリーを代表する非営利団体で、サンフランシスコに本拠を置く。1000以上の生産者で構成されている。トレード向けの試飲会やプロモーションを行い、カリフォルニアワインの輸出促進と情報の提供を行っている。運営はメンバーの会費と米国農務省の補助金などによって行われている。ロンドンにある英国支部は、ジョン・マクラーレンが1995年から、21年間にわたり代表を務めてきた。2016年9月末をもって事務所を閉じる。ロンドンのワインメディアは支部閉鎖というニュースを速報した。
英国はカナダを除いて、量的にカリフォルニアワインの最大の輸出市場。英国内のカリフォルニアワインのシェアは12%にのぼる。10ポンド以上のプレミアムワインが成長している。農務省がサポートする「マーケット・アクセス・プログラム」の補助金削減が原因と報じられ、ワイン・インスティテュート本部も閉鎖の決定に驚いたという。英国側には急な通告だったため、予定していたプロモーションや試飲会が中止になる。
カリフォルニアはフランス、スペイン、イタリアに次ぐ世界で4番目のワイン生産地。カリフォルニアワインが90%を占める米国ワインの英国への輸出は、2015年に28%増加した。2016年もさらなる成長が見込まれるという。マクラーレン代表は、英国のカリフォルニアワイン市場はまだ成長の余地があると、ロンドンのワインメディアに対してコメントしている。
ワイン・インスティテュートはカナダ、デンマーク、オランダ、ドイツ、香港、日本、韓国、メキシコ、中国、台湾、スウェーデンと英国に支部がある。EU28か国は金額で5億1800万ドルを輸出する最大の輸出市場で、英国はその中核。日本はカリフォルニアワインの3番目の輸出市場で、高級ワインに強い。2015年度の総輸入量は3200万ケースを超えた。

ワイン・インスティテュートは、カリフォルニアのワイナリーを代表する非営利団体で、サンフランシスコに本拠を置く。1000以上の生産者で構成されている。トレード向けの試飲会やプロモーションを行い、カリフォルニアワインの輸出促進と情報の提供を行っている。運営はメンバーの会費と米国農務省の補助金などによって行われている。ロンドンにある英国支部は、ジョン・マクラーレンが1995年から、21年間にわたり代表を務めてきた。2016年9月末をもって事務所を閉じる。ロンドンのワインメディアは支部閉鎖というニュースを速報した。
英国はカナダを除いて、量的にカリフォルニアワインの最大の輸出市場。英国内のカリフォルニアワインのシェアは12%にのぼる。10ポンド以上のプレミアムワインが成長している。農務省がサポートする「マーケット・アクセス・プログラム」の補助金削減が原因と報じられ、ワイン・インスティテュート本部も閉鎖の決定に驚いたという。英国側には急な通告だったため、予定していたプロモーションや試飲会が中止になる。
カリフォルニアはフランス、スペイン、イタリアに次ぐ世界で4番目のワイン生産地。カリフォルニアワインが90%を占める米国ワインの英国への輸出は、2015年に28%増加した。2016年もさらなる成長が見込まれるという。マクラーレン代表は、英国のカリフォルニアワイン市場はまだ成長の余地があると、ロンドンのワインメディアに対してコメントしている。
ワイン・インスティテュートはカナダ、デンマーク、オランダ、ドイツ、香港、日本、韓国、メキシコ、中国、台湾、スウェーデンと英国に支部がある。EU28か国は金額で5億1800万ドルを輸出する最大の輸出市場で、英国はその中核。日本はカリフォルニアワインの3番目の輸出市場で、高級ワインに強い。2015年度の総輸入量は3200万ケースを超えた。
- 関連記事
スポンサーサイト