ワイン・インスティテュート、英国での活動を継続
- 2016/08/20
- 00:00
カリフォルニアの生産者団体 「ワイン・インスティテュート・オブ・カリフォルニア」の英国支部の事務所が閉鎖すると、英国のメディアで18日に報じられた問題で、サンフランシスコのワイン・インスティテュート本部は、別のPR代理店を探し、英国での活動を継続させることを発表した。

ワイン・サーチャーなどによると、英国のジョン・マクラーレンは代表を辞任するが、ワイン・インスティテュート本部は活動を引き継ぐPR事務所を探している。マクラーレン代表が、英国の予算に対する補助金が大幅に削減されると思い込み、その驚きがメディアで広く報じられたという。本部の国際マーケティング担当ヴァイス・プレジデントのリンゼイ・ギャラガーが渡英し、10月までに新代表を選ぶ。
ワイン・インスティテュート本部は代表の交替が誤解を生んで伝えられたとしており、「英国での強いプレゼンスを保ち、新たなプログラムでカリフォルニアワインのサポートを強化する」ことを確認する声明を発表した。米農務省の予算削減については、農務省のマーケット・アクセス・プログラムの2億ドルの補助金のうちインスティテュートは500万ドルを配分されているが、これは7月からの会計年度で5.5%削減された。ただ、本部スポークスマンのスティーブ・バーンズは「英国でのマーケティング費用は増大している」とコメントした。米国ワインの輸出額は2015年に16億1000万ドルの新記録を達成し、EUは最大の輸出市場で、約35%を占める。
一方で、アジアの体制は変更する。中国への輸出が2016年上半期で30%増加していることを受けて、香港の事務所を閉鎖し、上海の事務所が香港、韓国、台湾、東南アジア市場を統括する。世界で3番目の輸出市場である日本は独自の運営を続ける。

ワイン・サーチャーなどによると、英国のジョン・マクラーレンは代表を辞任するが、ワイン・インスティテュート本部は活動を引き継ぐPR事務所を探している。マクラーレン代表が、英国の予算に対する補助金が大幅に削減されると思い込み、その驚きがメディアで広く報じられたという。本部の国際マーケティング担当ヴァイス・プレジデントのリンゼイ・ギャラガーが渡英し、10月までに新代表を選ぶ。
ワイン・インスティテュート本部は代表の交替が誤解を生んで伝えられたとしており、「英国での強いプレゼンスを保ち、新たなプログラムでカリフォルニアワインのサポートを強化する」ことを確認する声明を発表した。米農務省の予算削減については、農務省のマーケット・アクセス・プログラムの2億ドルの補助金のうちインスティテュートは500万ドルを配分されているが、これは7月からの会計年度で5.5%削減された。ただ、本部スポークスマンのスティーブ・バーンズは「英国でのマーケティング費用は増大している」とコメントした。米国ワインの輸出額は2015年に16億1000万ドルの新記録を達成し、EUは最大の輸出市場で、約35%を占める。
一方で、アジアの体制は変更する。中国への輸出が2016年上半期で30%増加していることを受けて、香港の事務所を閉鎖し、上海の事務所が香港、韓国、台湾、東南アジア市場を統括する。世界で3番目の輸出市場である日本は独自の運営を続ける。
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