日本一決める全日本最優秀ソムリエコンクール、石田、佐藤氏ら12人が準決勝進出
- 2014/10/15
- 19:38
ソムリエ日本一を決める全日本最優秀ソムリエコンクールの準々決勝が15日、福岡のホテルニューオータニ博多で行われ、過去に世界の舞台を踏んだ石田博氏と佐藤陽一氏を含む12人の準決勝進出者が決まった。

12人は以下の通り(敬称略)。
森本美雪(コンラッド東京)
岩淵真(Chateau Tcc Singapore)
星山厚豪(YAKINIKUHOUSE れんがや)
定兼弘(ホテルニューオータニ大阪)
松木リエ(マンダリン オリエンタル東京)
周田克己(シャンパン&ワインバー アペリティフ)
野坂昭彦(K.O.Dining Hong Kong)
山口徹(ルヴェ ソン ヴェール)
大出剛広(ウエスティンホテル東京)
石田博(レストラン アイ KEISUKE MATSUSHIMA)
佐藤陽一(MAXIVIN)
田嶋一成(グランドプリンスホテル高輪)
6月に開かれた全国予選を通過した30人が、準々決勝で12人に絞り込まれ、筆記と実技からなる準決勝に挑んだ。準決勝から公開決勝に進むのは3人。決勝進出者は16日午後2時半に発表され、同ホテルで公開決勝が行われる。優勝者が発表される表彰式は午後8時半から。
世界の舞台を目指す日本のトップ・ソムリエは近年、ホテルニューオータニのトゥールダルジャンに勤める森覚氏(現・コンラッド東京 ヘッドソムリエ)と谷宣英氏が競り合ってきたが、今回のコンクールは次の世代を担うソムリエの行方を占う大会になる。アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールの出場予選を兼ねていて、優勝と2位の選手はアジア・オセアニアのコンクールに出場できる。さらに、今回のコンクールで優勝した選手は、世界最優秀ソムリエコンクールの日本代表選考会の参加資格を得られる。
2010年にチリで開かれた世界最優秀ソムリエコンクールには、2009年のアジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールで優勝した森氏と、2008年の全日本最優秀ソムリエコンクールで準優勝した谷氏の2人が、日本から出場した。次回の世界最優秀ソムリエコンクールは、またも南米で、アルゼンチンで開かれる。
過去に日本最優秀ソムリエコンクールで優勝したソムリエは特別枠として、今回のコンクールに準決勝からシード出場している。石田氏は2000年のモントリオール大会で3位。佐藤氏は2007年のギリシャ大会に出場した。2人ともキャリアと安定感は抜群。今では各種コンクールの審査員や準備に当たる立場で、コンクールに勝つためのノウハウもよくわかっている。今回も上位に食い込むのは間違いない。
海外では、ベテランが挑戦を続ける例もある。2010年のチリ大会で優勝した英国代表のジェラール・バッセは、世界最優秀ソムリエコンクールに6度挑戦し、3回の2位に満足せず、四半世紀かけて頂点に立った。英国のトップムリエの多くが教え子だが、一線に立って、世界一になることにこだわった。
日本ではある程度の年齢になると、コンクール挑戦から退いて、主催者側に回る傾向があったが、それが変わってきている。今回のコンクールでは、若手とベテランの戦いが注目される。その中から、全体の技術の向上も期待できる。

12人は以下の通り(敬称略)。
森本美雪(コンラッド東京)
岩淵真(Chateau Tcc Singapore)
星山厚豪(YAKINIKUHOUSE れんがや)
定兼弘(ホテルニューオータニ大阪)
松木リエ(マンダリン オリエンタル東京)
周田克己(シャンパン&ワインバー アペリティフ)
野坂昭彦(K.O.Dining Hong Kong)
山口徹(ルヴェ ソン ヴェール)
大出剛広(ウエスティンホテル東京)
石田博(レストラン アイ KEISUKE MATSUSHIMA)
佐藤陽一(MAXIVIN)
田嶋一成(グランドプリンスホテル高輪)
6月に開かれた全国予選を通過した30人が、準々決勝で12人に絞り込まれ、筆記と実技からなる準決勝に挑んだ。準決勝から公開決勝に進むのは3人。決勝進出者は16日午後2時半に発表され、同ホテルで公開決勝が行われる。優勝者が発表される表彰式は午後8時半から。
世界の舞台を目指す日本のトップ・ソムリエは近年、ホテルニューオータニのトゥールダルジャンに勤める森覚氏(現・コンラッド東京 ヘッドソムリエ)と谷宣英氏が競り合ってきたが、今回のコンクールは次の世代を担うソムリエの行方を占う大会になる。アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールの出場予選を兼ねていて、優勝と2位の選手はアジア・オセアニアのコンクールに出場できる。さらに、今回のコンクールで優勝した選手は、世界最優秀ソムリエコンクールの日本代表選考会の参加資格を得られる。
2010年にチリで開かれた世界最優秀ソムリエコンクールには、2009年のアジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールで優勝した森氏と、2008年の全日本最優秀ソムリエコンクールで準優勝した谷氏の2人が、日本から出場した。次回の世界最優秀ソムリエコンクールは、またも南米で、アルゼンチンで開かれる。
過去に日本最優秀ソムリエコンクールで優勝したソムリエは特別枠として、今回のコンクールに準決勝からシード出場している。石田氏は2000年のモントリオール大会で3位。佐藤氏は2007年のギリシャ大会に出場した。2人ともキャリアと安定感は抜群。今では各種コンクールの審査員や準備に当たる立場で、コンクールに勝つためのノウハウもよくわかっている。今回も上位に食い込むのは間違いない。
海外では、ベテランが挑戦を続ける例もある。2010年のチリ大会で優勝した英国代表のジェラール・バッセは、世界最優秀ソムリエコンクールに6度挑戦し、3回の2位に満足せず、四半世紀かけて頂点に立った。英国のトップムリエの多くが教え子だが、一線に立って、世界一になることにこだわった。
日本ではある程度の年齢になると、コンクール挑戦から退いて、主催者側に回る傾向があったが、それが変わってきている。今回のコンクールでは、若手とベテランの戦いが注目される。その中から、全体の技術の向上も期待できる。
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