100年前のポル・ロジェ1914、約97万円で落札
- 2014/10/24
- 23:46
第一次大戦中に収穫された100年前のポル・ロジェのシャンパーニュ1914が23日、英国のオークションハウス「ボーナムズ」で5640ポンド(約97万8000円)で落札された。

シャンパーニュはメゾンで保存されていた。落札したのは、個人収集家で、落札予想価格の3000~4000ポンドを大きく上回った。売り上げは帝国戦争博物館に寄付される。
第一次大戦中の1914年、シャンパーニュ地方にドイツ軍が侵攻。最前線に近い畑では、ほとんど収穫ができなかった。攻撃を恐れて、ブドウは早めに摘まれたため、酸度が高くなったが、長期熟成型の味わいに仕上がった。20世紀でも偉大なヴィンテージの一つと見なされている。
メゾンの愛好家だった英国の宰相チャーチルが、歴史的な意義のある1914年を飲んだのは第二次大戦が終息しつつあった1944年。フランス駐在英国大使のパーティで、その席には、創業者ポル・ロジェの孫ジャックのオデット・ポル・ロジェ夫人がいた。オデットはそこで、ポル・ロジェをチャーチルに勧め、チャーチルがとりこになったという有名な逸話がある。

シャンパーニュはメゾンで保存されていた。落札したのは、個人収集家で、落札予想価格の3000~4000ポンドを大きく上回った。売り上げは帝国戦争博物館に寄付される。
第一次大戦中の1914年、シャンパーニュ地方にドイツ軍が侵攻。最前線に近い畑では、ほとんど収穫ができなかった。攻撃を恐れて、ブドウは早めに摘まれたため、酸度が高くなったが、長期熟成型の味わいに仕上がった。20世紀でも偉大なヴィンテージの一つと見なされている。
メゾンの愛好家だった英国の宰相チャーチルが、歴史的な意義のある1914年を飲んだのは第二次大戦が終息しつつあった1944年。フランス駐在英国大使のパーティで、その席には、創業者ポル・ロジェの孫ジャックのオデット・ポル・ロジェ夫人がいた。オデットはそこで、ポル・ロジェをチャーチルに勧め、チャーチルがとりこになったという有名な逸話がある。
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